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自然物産学とは

私たち一般社団法人 自然物産学[新しい農業を考えつくる会]は、物産学に着目して「新しい農業」をつくることを目的に発足いたしました。

物産学とは、薬草となる草木の研究から始まり、農作物や鉱物といった日本の資源を、広く実生活に応用するために生まれた日本独自の学問です。貝原益軒、平賀源内らが物産学に触れた書を残しており、江戸中期以降に研究が活性化、西洋の博物学に近いものとされています。物産学は、薬草となる草木の研究から始まり農作物、動植物、鉱物など、生活に役立つ自然を研究し、生活に応用してきました。私たちは、この物産学こそが研究と実践を一対にするものと考えています。

私たちは、こうした歴史的知見の中から、現在の農業へ新しい光を導き、さらに最新の消費者視点を加えながら、「今、日本の農業にとって何が必要か」を考え、幅広く活動することで「新しい農業」をつくり出したいと考えています。

協会の役割

イベント開催予定

  • 薬草分科会

    2026年1月、薬草分科会を奈良にて実施いたします。
    ※参加応募は締め切りました。

  • 春のフィールドワーク

    2026年春、果樹園のフィールドワークを予定しています。詳細は後日お知らせいたします。

  • 夏のフィールドワーク

    2026年夏、西洋野菜のフィールドワークを予定しています。詳細は後日お知らせいたします。

イベント報告

2025年12月7日、一般社団法人自然物産学(新しい農業を考え作る会)発足記念イベントの開催しました。農法家の武井敏信氏に[農業のブランディング]の特別講演をしていただきました。

団体概要

ご挨拶

私たち自然物産学[新しい農業を考え作る会]は年間を通じて、[交流]と[フィールドワーク]を中心とした活動を行います。[交流]とは、具体的なノウハウを聞き、自分のものにしていく過程を意味します。たとえばマニュアルを作るとか、資格を認定するようなことは想定していません。会の実施においては、自分が教える側に立ったり、教えを受ける側になったり、常に躍動感のある集まりにしたいと考えています。[物産学]を実践するための活動は、年に2回の総会と、数回のフィールドワーク、分科会から構成され、当団体ではとりわけ「交流」を重要視しています。

一般社団法人日本物産学協会[新しい農業を考える会]
理事長 美濃部 淳

理事紹介

理事長 美濃部 淳
事務局 片岡 ひろし
理事  中村 英治
理事  關澤 信幸

所在地

東京都世田谷区玉堤1-22-19-302